飛ばねぇ馬はただの馬。

Life is too short for bad code.

9ヶ月の娘のヘルメット治療をはじめた

Kyashではじめての育休を取得した話で書いたとおり、第一子である娘が生まれて10ヶ月が経過した。
寝返り、ずり這い、ハイハイ、つかまり立ち、つたい歩きと順調に成長しているが、親としては少し頭が絶壁なのが気になっていた。
これを解決すべく、かなり遅いスタートではあるがヘルメット治療をはじめたのでまとめる。

ヘルメット治療とは

ヘルメット治療とは赤ちゃんの頭にヘルメットのような矯正器具をかぶせて、頭蓋骨の成長とともに形状を矯正していく治療のことをいう。
ちょうどハート型とか星型の野菜づくりと同じ原理で頭の形を整えていく。

治療期間は変形の具合やヘルメット治療の種類によってもまちまちではあるが、我が家から通える範囲で取り扱っているものは装着期間が最長6ヶ月で、かわいい盛りの娘にかぶせるのは少し抵抗があった。 また、これから6ヶ月となると暑い時期にさしかかるため皮膚トラブルになるのはかわいそうだという気持ちがあった。

治療すると決めるまで

はじめに頭の形が気になりはじめたのは妻で、娘が2ヶ月くらいの頃から頭の形には気をつけてくれていた。 ドーナツ枕などでなんとかしようと頑張ってくれて、娘も基本的に抱っこで過ごしていたからか結果的に頭のゆがみ(斜頭)などはなかった。 それでもバウンサーやベビーシートなどのせいか後頭部が平坦になっていた。 ドーナツ枕ではもう改善が見られないため、ヘルメット治療が適用される月齢がすでにギリギリであることも踏まえて相談を持ちかけてきてくれた。

はじめはヘルメット治療を扱っている脳外科にて、絶壁になっている理由が病気ではないことを確認してもらった。 幸いなことに近くの病院で診察を受けるこができたし、病気ではないことも確認がとれた。 ここで医師からヘルメット治療が必要だという処方箋をもらい、補装具製作所に行くことにした。

これまた幸いなことに補装具製作所が車で1時間ほどのところにあり、詳細な頭の形の計測とヘルメット治療についての説明を受けることができた。 計測の結果、絶壁レベル2と診断された。レベル2だと治療しない人もいるぐらいで、なおかつ月齢が低いうちにはじめた例に比べると月齢が大きいことから完全には治りにくいとのこと。 はじめるのであれば9ヶ月のうちにはじめた方がいいと言われた。 早めに決断しなくてはいけないことと変形レベルが0~5の中の2だったためやった方がいいのか妻と2人で話し合った。 また妻から、娘が将来的に「頭の形が気になる」と言いだしても整形手術でしか解決してあげられないこと、頭の形がコンプレックスで好きな髪型ができない場合があることも教えてもらった。 個人的には現地に行くまでヘルメット治療をするかどうかすら決めかねていたが、理想の綺麗な頭の形の模型を触ったところ娘の頭の形がやはり気になった。 実際のところ気になっていたのは値段だけだったのでやることにした。

まとめ

娘はあと4日で10ヶ月になるギリギリ9ヶ月でヘルメット治療をはじめた。 これから6ヶ月間、定期的な経過観察のために補装具製作所に通ったり皮膚トラブルにならないようにこまめなケアが必要だったり大変なことがたくさんあるだろうが、よい機会だと思ってヘルメット治療にチャレンジしてみようと思う。 装着から1週間ちょっと経ったがすでに効果が出てきていて後頭部に丸みが出てきた。 これには僕も妻も大喜びだ。

これからのさらなる変化が楽しみである。